かのでぃー備忘録

ハロヲタのひとりごと。Twitter→@kanodi_

#ハロプロ歌詞写経 第12回 孤独の指南書ーHow to use Lonelinessー

本日の楽曲「How to use Loneliness」後藤真希(2007)

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・あきらめたくなったら この場所来て 思い出せばいい

「この場所」は「思い出の場所」だと思うんです。よく行ってた店とか、家族や友人の元とか、楽しかったなーとか思える場所に戻ってみる。

 


・悲しい夜が来たら 泣き明かして 忘れるがいい

悲しい時は悲しいって、泣いたほうがいいんですよね。自分もあまり泣くのができないタイプですが、泣いてすっきりして忘れたほうがいい。

 


・愛の歌 愛の言葉の影

・夢の色 夢の涙 色あせて行く

「孤独」のネガティブな側面を感じます。「愛の歌」の中にある「影」であったり、「夢」に向かう中での「涙」、壁や諦め…孤独であるうちに触れてしまうネガティブ。

 


・孤独と戦う人生でも 一人で生きてくわけでない

「孤独」とはいえども、仕事や学校、買い物で会う人、たまに会う友達、今ではSNSでのつながりとか。「孤独」って一人で閉じこもってしまうイメージだけど、無意識に色んな人と生きている。「孤独」にちょっと陽が射す瞬間。

 


・自分に厳しく出来ないのに 誰かに優しくされたくて

とはいえ孤独な時は甘えたい。厳しく出来ないダメダメだけど優しくはされたい。(けっこう弱ってる)

 


・思いついたことなら すぐにメモに書き留めるが良い

「孤独」という側面からみると、孤独から生まれる発想もある、という感じかなぁ。

 


・忘れたい出来事は 自然力に任せるが良い

1番と同じ場所に「忘れる」ことのハウツーが出てきます。忘れようとすると負のループ、特に孤独の中では。泣いても忘れられなければ「自然力に任せるが良い」

 


・人の癖 人の心の中

・夏の風 秋の気配 季節はめぐってく

街に出て人間観察をしてるように感じます。孤独でつい気になってしまう「人の心の中」。数多の人がいる街で、「孤独」のままで「季節はめぐってく」

 


・孤独に気付かぬ夜もあるし みんなと迎える朝もある

「孤独」とはいえども、たまには飲みやったり、食事したり、お泊まりしたり。「孤独」といえどずーっと一人の日が続くわけではない。

 


・誰かに優しくされた夜に 涙がこぼれる時もある

ここダブルミーニングで考えてます。。一つは「孤独だからこと気付く優しさ」。わたし一人じゃないんだ…という感覚。もう一つは「優しくされてるのに物足りない」。寂しいんだからもっと一緒にいてよ離れたくないよ、という感覚。

 

孤独って寂しいイメージしかないと思いますが、サビの歌詞でその中にちょっと光を差してくれる、そんな「孤独」の指南書です。でもライブ映像、孤独なんてクソくらえな感じでマジかっこいいですよね。。この曲マジかっこいいです。