かのでぃー備忘録

ハロヲタのひとりごと。Twitter→@kanodi_

モーニング娘。’22 25th ANNIVERSARY CONCERT TOUR ~SINGIN’ TO THE BEAT~加賀楓卒業スペシャル@日本武道館 レポ

いよいよ実感する卒業までのカウントダウン。11月には最後のBDイベがあり、無事観に行くことができた。

自然と振り返る機会が多かった。研修生の動画を見漁った日もあった。少し抜けがあれど、4年近く毎回のように観てきて、あんなことこんなこと全部記憶に残っている。どの席で観たかも覚えている。あの研修生の期間がなければ、今はなかったと思う。

前夜は’17の春ツアーを見返した。初めてかえでぃーの心からの笑顔を観た日だった。

 


そして卒コンの日。デビューするまで作らないと決めていた加賀Tを、最後に袖を通す日。ここまで5年間、たくさん着られてよかったな。

5年前の加入日とほぼ同じ日、同じ武道館。「加賀楓卒業スペシャル」と掲げられた看板、赤い人々、たくさんの花。こんなにも愛される未来があるとは。自分のことのように嬉しかった。

いつものようにグッズに並んで、ご飯食べて、公園で休んで、そんなうちに人混みも増えて武道館前の高揚した雰囲気はいつも気を上げてくれる。

 

席に着いて、開演を待つと、急に緊張してくる。もうすぐで村越ちゃんに会える…という気持ちのせいで。

…OAでハロプロ研修生ユニット’22『ダイスキだけど付き合えない』。最近研ユニに傾倒していて、特に村越彩菜ちゃんが好きなんですけど、観ているうちに全員好きになってきてしまい、観た瞬間気が抜けたように涙が出た。センターステージを余すことなく活用してフォーメーションを全方位に回していく様を観て、たくさん練習したんだね…!!と感動。またまた研修生に戻り始めている輪廻。

OCHA NORMA『運命CHACHACHACHA~N』初めて聴きましたが楽し可愛い曲!すみれちゃんラップが立派でした。

 


そして始まる本編。暗転して真っ赤になる会場、綺麗だった。オープニングのVTRも加賀さんの今までの軌跡を集めたものに。

1曲目『ウィアラ』『恋レボ』の流れは変わらず。一気に照明が明るくなる中でのライブも新鮮だった。

そしてソロダンス、『ムキムキ』はビートに合わせて光る照明がめちゃくちゃかっこ良かった。。『自由な国だから』『恋愛Destiny』そしてアニバーサリーメドレーへと続く。

アニバーサリーメドレーうち一番熱かった『BRAND NEW MORNING』。加賀「ねえ何にも持たざる私に何ができるの?」横山「ねえ何にも失うもの無い今の君は」2人「誰よりも最強!!🤜🏻🤛🏻」と笑いながらグータッチする場面、13期の心から繋がっている絆を思わせる場面だった。そして16期デビュー曲『Happy Birthday to Me!』へと繋がる。サクサク進んで気持ちいい曲!


その後、13期のMCがあった。やはり「思っている以上に仲がいいんですよ!」とのことだった。やれなかったけどバスツアーの構想はあって、秩父に行くと決まっていた。でもやれなかったから、じゃあよこやんが「1人でやるから加賀はFC入って応募して参加して!」と笑える話も。

 


各ユニット『忘れらんない』『Take off is now!』『愛して 愛して 後一分』『大きい瞳』と続く。『愛して愛して~』のときの照明が綺麗だったなー。

 


後半戦は新曲『Swing Swing Paradise』。加賀さんのイントロのソロダンスが綺麗。

武道館での追加曲『ジェラシー ジェラシー』13期の卒コンはこれやらなくちゃ!最後にセンターで踊る加賀さん、素敵だった。『123』は加賀さんがモーニング娘。を知ったきっかけの曲、たくさん踊れてよかったね。『ナルシスカマってちゃん』セリフが一部らいりーに引き継がれる。更なる追加曲『ビートの惑星』『人間関係No way way』ジェラジェラと合わせて、加賀さんが輝く曲といえば、と考えてた曲たちだけあって、最後にやってくれたのがホント嬉しかった。『ドッカ~ン』『わき愛』で最後にブチ上げて、ラスト『歩いてる』で本編終了となりました。

 


アンコール、真っ赤に染まる会場。加賀さんへの愛を一番感じた瞬間だった。何回も全方位見回した。すごく、すごく綺麗だった。この赤の一部になれて、本当に良かった。

そして流れるイントロ…『強気で行こうぜ!』は意外でした。加入発表があった’16秋ツアーでもやっていましたね。そして『What is LOVE?』これもやらなくちゃ!という曲です。

加賀さんがはけて、それ以外のメンバーでメッセージを送ります。15期は教育係として、よこやんは「加賀が同期でよかったな…」と涙。まりあは研修生同期としてワンピースのワンシーンをボロ泣きしながら再現などなど。今回卒業セレモニーの手紙などは無く、パフォーマンスに集中したいという加賀さんの意思から、事前にブログに上げる形となりました。

最後、スーツに赤いワンポイントで出てきた加賀さんが選んだ曲『Give me 愛』。「愛には愛しか答えが返せない」その言葉のように、全身全霊のパフォーマンスでした。自分で振り付けた間奏のダンスも綺麗だった。魂のパフォーマンスでした。

加賀楓モーニング娘。として最後に歌った曲は『Ambitious!野心的でいいじゃん』。「JUMP JUMP take offしようぜ」未来へ飛び立つ加賀さんへぴったりの曲でした。

 

ラストの挨拶、メンバーと抱き合ったりポーズしたりふざけたり、愛を受け取った加賀さんがこの日初めて涙しました。研修生の時はたくさん泣いていたのに、モーニングではガハハたくさん笑ってた加賀さん。久しぶりに見たかえでぃーの涙でした。「10年間、応援してくださった全ての皆様、本当にありがとうございました!モーニング娘。加賀楓でした!」この言葉を聴いて、ここまで加賀楓に付いてこれて本当に良かった、そう実感しました。

ダブルアンコール、マイクを持たずでしたが、最後に会場を一周して、「モーニング娘。加賀楓」としてのステージが終わりました。

 


意外と泣かなかったです。決めたビジョンがはっきりとしていて、この先の未来を見据えている加賀さんの姿が、ずっとかっこよかった。過去を観てエモいとか、そういう隙がなかったのもあります。とにかく前を見ていた、そんなステージだった。だから自分も後ろ向きにならなかったんだと思います。

終わった後は、完走したかのような気分でした。終わって楽しい感情だけじゃないコンサートが久しぶりで、この先どうすればいいのかという気持ちもありました。でも事実は受け入れるしかないですし、こう日にちが経って、改めて振り返って良い卒コンだったなと感じられています。


モーニング娘。として居てくれた5年間は、夢のような時間でした。大好きなグループに、大好きな人が、大好きな曲たちを歌ってくれる。なんて恵まれた環境にいたんだろうと思います。モーニング娘。になってくれてありがとう。本当に、ありがとう。