かのでぃー備忘録

ハロヲタのひとりごと。Twitter→@kanodi_

モーニング娘。’22 25th ANNIVERSARY CONCERT TOUR ~SINGIN’ TO THE BEAT~@立川ステージガーデン(10/1夜) レポ

9月のある日、加賀楓さんの卒業が発表された。その時は、渋谷のハロプロDJイベントにいて、周りの人が公式のリリースを見ながらザワザワしているので、嫌な予感で見てみたら卒業発表だった。イベントを見るところまで見て、帰路につきながら感情を整理させた。

卒業に対しては、ダンスを極めたい、という理由ですぐ納得できた。加賀さんの最近の活動を見ていても、ダンスが好き!という気持ちをこれでもかと表していたので、軸がブレない素敵な選択だと思った。


卒コンまでお預け…と思ってた時、運良くチケを譲ってもらえるという話をいただき、立川公演のチケを頂いた。卒コンに一球入魂でもよかったけど、今のご時世、卒コンを観に行ける保証も無かったので、行けるうちに行っておこうと。

JAPAN  JAMのときは加賀さんが欠席だったので、10月にして今年初のご対面だった。

 


1曲目『そうだ!We’re ALIVE(updated)』長らくのメドレーの呪縛から解放され初めてのフル披露。気持ちが昂りすぎて、「ホンモノがいる…!!!」と泣いてしまった。次の『恋愛レボリューション21(updated)』は、振りだけオリジナル版。そして恒例の一人一人のソロダンスの後、今回初参加となる櫻井梨央ちゃんの好きな曲『ムキダシで向き合って』へ繋がる流れが気持ちいい。『自由な国だから』はいつ聴いでもかっこいい。『恋愛Destiny~本音を論じたい~』もエモさが強くなってきた。

 

そして今回の目玉、アニバーサリーメドレー『まじですかスカ!~ピョコピョコ ウルトラ~Help me!!~青春小僧が泣いている~BRAND NEW MORNING~KOKORO&KARADA』各期のデビュー曲を集めたものです。各期のメンバーが一節歌い、ワンコーラスずつ繋いでいく構成。ここで13期のデビュー曲を聴けるのは嬉しかったな。途中で期ごとの各自で考えたダンス、加賀さんのソロダンスもあり見どころが満載でした。そしてなんとここまでMC無し(!)。

 

ようやくMC挟んで(この日の担当はよこやん)『私がいて 君がいる』この曲ずっとやって欲しかったんだよなぁ。そして『忘れらんない(小田・横山)』。モーニングとしても二十何年たって初めて披露する激シブ選曲!この曲にしっかりとしたコレオがついて、曲が生き返ったかのような感覚。『Take off is now!(石田・加賀・岡村)』このメンバーにほまたん入る!?みたいな意外性。『愛して 愛して 後一分(譜久村・生田・野中・山﨑・櫻井)』安定の大人メンにめいちゃん・らいりーも健闘。『大きい瞳(牧野・羽賀・北川)』サイリウムを合わせて3人の色が6期のメンカラというギミックに気づいてうおおーー凄い!!となる。

 

『大・人生 Never Been Better!』加賀さんがいるうちにこういう良い曲が出て本当に良かった。そして後半戦『One・Two・Three』『ナルシス カマってちゃん協奏曲第5番』、『青春Say A-HA』『ドッカ~ン カプリッチオ』『このまま!』『わがまま 気のまま 愛のジョーク』といった爆盛り上げ曲も、着座で爆盛り上がる術を身に付けてきた!盛り上がってる様子が見えました。

 

そしてラストの曲『歩いてる』。いつかさゆが言っていた「1人じゃないから みんながいるから」モーニング娘。が寄り添ってくれる気がして涙が止まらなかった。途中、フクちゃんがらいりーに「えらいり~」ってよしよししてるのを見て、また涙が溢れた。らいりー、まだウブなんです。でもこのハードなセトリをこなせたことが凄すぎる。少し前まで一般人だったのに、モーニング娘。になれて良かったね…!!の気持ちで一杯になった。そして最後までセンターで歌う加賀さん、堂々とした姿が素敵だった。

 

やっぱりモーニング娘。が大好きだな、と感じられた夜だった。卒業まで全力で応援しよう、そう感じた夜だった。