かのでぃー備忘録

ハロヲタのひとりごと。Twitter→@kanodi_

#ハロプロ歌詞写経 第20回 JKはずっと「闘っている」ーカラダだけが大人になったんじゃないー

本日の楽曲「カラダだけが大人になったんじゃない」Juice=Juice(2016)

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・バイトもせず 旅行に行けるあの子は 品も教養も悔しいほどのサラブレット だからと言って 妬むわけじゃなし 私は私だから

この歌詞は「私」は高校生かと思われます。彼が居るわけでもないような子、だからこそ恋の戦いに燃えてるのでしょう。クラスに上流階級な子が居て、羨ましいって思うのは正直なところ。「だからと言って 妬むわけじゃなし」とはいえども、本当はめっちゃジェラシってる。「私は私だから」と言い聞かせて落ち着かせている。

 


・陽が昇る 今日も闘うEveryday 転んでもタダじゃおきてあげない

「今日も闘うEveryday」だから、ずっと闘ってるんですよね。「転んでもタダじゃおきてあげない」と、何かしら私に対しての利益・メリットとなりうることが無ければおきませんよ、ずっとスネっぱなしでいるからな!という強さを感じます。

 


・カラダだけが大人になったような 決めつけで見下すと泣き見るよ もう少しすりゃ まっ赤な口紅で あんたの心を全部 染めたげる 負けないよ

「私」にとってはクラスの男も女もみんなライバルなんです。普段おちゃらけてるのか、それとも陰キャなのか。そうバカにしてくるけど、私がいつまでも子供メンタルだと思うなよ!もう少し(卒業したら?)髪も染めて口紅つけて外見も大人になったるからな!という「私」の怒り・闘志を感じる一節。

 


・彼氏も居て 幸せそうなあの子は 声も可愛くてモテるのもわかるわ だからと言って 僻むわけじゃなし とか言ってる時点でダメ!?

また可愛い子にジェラシってる場面です。「僻むわけじゃなし」と言えども、そう逃げてる暇なんてない!真正面からぶつかっていかないと他の女に取られる!という風に捉えました。

 


・夜が来る 眠い時間だけど グループの会話見逃せない

LINEで既読スルーか程よく返しつつも、他の子の発言見ながら作戦練ってる。あの子があの男子好きそう、とか、あの子の愚痴言ってるとか、密かに全部見てる。

 


・ココロまでも大人になったような 誰か決める権利を持っているの? 超たっぷりスリットのスカートで この世の男を全部 Knock Knock Out! 負けないよ

とはいえ、ここまであれだけ強気だった「私」はまだココロまで大人になった自信が無いんじゃないか?とも取れるのです。ちょっと折れそう、というか甘えたくなってる感じがします。家の中ではまだまだ子供っぽいのかも。「超たっぷりスリットのスカート」が「私」の考える大人のイメージ・理想。これを着とけば大人っぽいでしょ?みたいな、ちょっと子供くさい考えにも感じます。

 


「私」は結構コテンパンにされてるんだと思います。恋において(勉強も?)勝てた試しがないんだと思う。当たっても砕けっぱなしか、恋の相手にも見られない。それでも闘う、JKの強い闘志を感じる一曲です。