#ハロプロ歌詞写経 第15回 一人じゃないから みんながいるからー歩いてるー
本日の楽曲「歩いてる」モーニング娘。(2006)
この歌詞も深い解説はせず、メッセージをストレートに受け取るのが良いかと思います。
・「遅い」なんて 決めつけなど 耳を貸さずに いつの時代も 正義がある 瞳を閉じて
「遅い」=ネガティブには耳を貸さずに、目を閉じて、個人個人の中にある「正義」を信じてと、そう言い聞かせる。
・「若い」なんて まあ一種の ほめ言葉だよ いつの間にか 笑いあえる 時が来るだろう
「若い」からって無理言われたり、悩んだり…そういうこともいつかは笑えるようになる、ということでしょうか。自分自身もまだ「若い」中で生きているので、この歌詞がまた分かる時が来るのかな。
・世界中の歌が 聞こえるような 距離になるさ
・歩いてる 一人じゃないから みんながいるから 切に平和 願って
一人じゃない、みんながいる。そう分かれば、その連鎖で世界中のみんなと心はつなげられるはず。
・歩いてこう 澄み切った空気を 新鮮な贅沢を 当たり前の自然を…
今まで「歩いてる」だったのが、ここで「歩いてこう」と、手を差し伸べてくれるようなイメージになります。そして先程の「一人じゃないから みんながいるから」と続く。こことは言っていませんが、道重さゆみさんも「皆さんにもモーニング娘。が着いてるから、と歌えるようになった(意訳)」とか過去インタビューで語っています。それぞれのこの曲への想いはあると思いますが、閉塞感のある今だからこそ明確に手を差し伸べてくれる、救いの言葉たちです。