かのでぃー備忘録

ハロヲタのひとりごと。Twitter→@kanodi_

演劇女子部「僕たち可憐な少年合唱団」@シアターグリーン BOX in BOX THEATER(11/3夜<#組>・11/10<♭組>) 感想

だいぶ遅れましたが、11/3・10で研修生舞台を観てきました。

今回は「僕たち可憐な少年合唱団」のリメイク。前回はDVDでした観たことないので、生で観るのは今回が初めて。劇中音楽はほとんど変わっていましたが、ストーリーやセリフは前回とほとんど変わっていませんでした。内容込みでレポを書くのもアレなので、キャストの研修生1人1人について書いていきたいと思います。

 

まずは#組。

堀江葵月ちゃん(かおる)は舞台経験も豊富。男役の荒っぽさも妙にリアルでかっこよかった。きぃちゃんはキャリアも年齢的にも上になってきましたが、やはり観ていて安心できる存在です。

西田汐里ちゃん(ようこ)は主役級の役が与えられました。去年も「ネガポジポジ」から比べたら大抜擢。今回の舞台ではなんとなく、前回のはまちゃんを思い起こさせる演技でした。♭組公演のいじめっ子役も上品なキャラでしたが、それが汐里ちゃんらしくてよかった。

野口胡桃ちゃん(ひなた)は舞台初挑戦。ひなたの元気っ子キャラがぴったり。最初はおしとやかに見えた野口さんですが、ひなたを演じてるときはホント活き活きしていて、自然体で演技してるように見えました。いじめっ子役でも、関西弁キャラが与えられたのはナイスでしたね。

島倉りかちゃん(ゆりあ)は個人的にも注目していた存在。舞台は初めてです。ゆりあは裏・主人公のような役柄ですが、弱々しいキャラも見事に演じていました。いじめっ子役の中でもメイン級の役柄を与えられたあたり、期待されてるのかなと感じます。歌声もいい声してるし、発表会も含めて今後が楽しみなメンバーです。

#組はチームとしてのまとまりがあったように思えます。舞台経験・未経験が半々ですが、4人みんなフラットに演じていたように見えました。

 

続いて♭組。

前田こころちゃん(ようこ)は納得の人選。グループを引っ張っていく感じがすごくこころちゃんっぽかった。男役・女役の声の切り替えも上手くて、男役は一番ハマっていたように感じます。

金津美月ちゃん(ひなた)は今すごくかわいいなぁと思ってしまったり。表情も豊かで、笑った顔も悲しい顔もすごく上手かった。今回のキャストでもお姉さん組なわけですが、しっかりしてきててホント成長を感じられるメンバーです。

小野琴己ちゃん(かおる)は低い声を活かした役柄がハマり役。ここまで気の強い男役が出来るんだとびっくりしました。ただ本人は普段そんなキャラでもないそうですし、たくさん練習したんだろうなと思わせられました。

山田苺ちゃん(ゆりあ)は♭組唯一の舞台未経験者。弱々しいゆりあの役も入り込んで頑張っていました。貴重なハイトーンボイスは、前回のりこりこを彷彿させます。まだ小学生だということを忘れさせる演技でした。

♭組は1人1人の個性が強いグループでした。研修生らしいといえばそうですが、良いところみせたい!というギラギラ感があったように思えます。

 

扇けいさん(シスター天田)は元タカラジェンヌというだけあって流石の演技力、そして歌がめちゃ上手いです。高橋愛ちゃん(ソフィア)を生で観たのも久々でしたが、やはりオーラがあってカッコいいです。

 

今回観ていて、普段知っている子なだけにホント頑張っているなと、凄く感動しました。特にEDテーマは役から解放される瞬間であり、いつもグッときました。観に行けてよかったです。次の発表会もすごく楽しみです!