かのでぃー備忘録

ハロヲタのひとりごと。Twitter→@kanodi_

#ハロプロ歌詞写経 第35回 私じゃなかったのかなー男友達ー

本日の楽曲『男友達』モーニング娘。(2002)

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・ちょっと嫌な事があった 電話掛けてみる お腹がよじれる位 笑わせてくれる

今回は「恋愛にはならない二人」の関係がテーマ。二人は「買い物や映画だって 楽しく出来ちゃう関係」、5年とかそれなりに長い関係でいるのかなと感じます。で、「私」がちょっとブルーになって彼に電話を掛けてみる。彼もいつも通りにくだらない事で笑わせてくれて気が紛れた。私にとっては「あいつが居てくれてよかった」くらいの感情(と思っている)。


・しばらくして「なにがあったの?」 ばれてるみたい また笑いで空気変える 優しい男友達(やつ)

二人はたぶんそんな頻繁に電話しない…頻繁に会いもしないのかもしれない。そのくらいで良いと思ってる。だから電話をかけてくるなんて余程のことだと彼は察する。ただ彼にとっては「友達」だから、あまり深刻には考えてない、から適当に笑わせて和ませる。


・兄妹みたいなもんね ファミレスに行けば 5時間は平気で おしゃべりしてる

二人にとってファミレスに行くのは何ら不自然ではない。頻繁に会わないからこそ長く居られちゃうし、5時間居られるくらいだから相当気を許してる。


・いつものように話してると 急にまじめに 彼女が出来そうな人だと 話し始めた

彼女が出来そうな話も、くだらない話の中で自然に出てきたのでしょう。彼にとっては大ごとだから、信頼できる友なら打ち明けられると思った。


・アイツに彼女が出来る 「おめでとう!」って言ってるけど 笑顔とか作ってる なんだろう?おかしな感覚

恋愛相談されるくらいだから、彼に信頼されてることはうれしい。ただこの状況を心から祝えていない私がいる。そこまで信頼して長く居てくれたから、どこか期待してたところはあった。あったのかもしれない、くらいの無意識の感情が引っ張りっ出された。


・アイツに彼女が出来る 「おめでとう!」って言ってるけど 涙が出てきちゃいそう なんだろう?さみしい感覚

話を聞いていくうちに、時間が経つうちに、だんだん感情が渦巻いてくる。もうこんな楽しく過ごしてくれるのは最後なのかな。あんなに長く笑わせてくれた彼が誰かのものになる…そんなのやっぱり寂しいじゃん。私じゃなかったのかな…と。あくまで友達だから、問い詰めることもできないのがより寂しいところですよね。。

定期的に議論される「男女の友情はアリ?ナシ?」話。こういうストーリーを読むとちょっと苦しいなとは感じますが、考えてみればこの話は男女の友情だけでなく、同姓の友情でも感じることはあると思います。いろいろな人生の節目で、別れなくてはならないタイミングは現れます。この感情こそが「いろいろあったが」のコピペの所以なのでしょうか…?

 

本当はこの曲の象徴とも言えるベストアクト・2002春ツアーの動画をトップに持っていきたかったですが、歌詞が端折られてるんですね。でも素晴らしいです。寂しい歌詞と、寂しそうな緊張してるようななっちと、初ステージで元気に一生懸命な5期で、もう色んな感情になります。