かのでぃー備忘録

ハロヲタのひとりごと。Twitter→@kanodi_

AIS-Carnival vol.4 〜All Idol Songs〜@白金高輪SELENE b2 感想

9月4日、あれは嵐の夜のこと。AISの解散発表がありました。

「なんで?どうして?」あまりにも突然すぎて、真っ先に感じた疑問。こういう時って不思議と涙も出ないし悲しさを感じたりもしない。ただよくわからない、真っ白な感情でした。

 

それからライブまで3週間くらい。この間もたくさん考えたけど、実感は湧かないまま。ラストに向けて張り切る気持ちも湧かない。その事実から目を背ける自分も居ました。

気がつけば2ヶ月も行ってなかった。何のために行ってるのか?本当にAISが好きなのか?たくさん悩んだ2ヶ月でもありました。それだけに、24日も…と正直戸惑った。でもあれだけ沢山行って、思い出があって…ラストはせめて見届けようと思いを切り替え、その日に備えました。

 

そして迎えた9月24日。2ヶ月ぶりのAIS、自然とわくわくしている自分がいました。本当に今日で終わるの?という気持ちもありつつ、その事実に何故だかうるっとしつつ。

 

ここから1曲1曲、感想を書かせてください。

GO MY WAY!!』最初聴いた時もアイマス…?とちょっとピンと来なかった曲。でも確かルネの解散発表直後だったかな、この曲歌ってくれたときに意味を持ったような気がします。ラストでも、前向きな始まりでよかったです。

『Luvly, Merry-Go-Round』本当に好きな曲。だからすごく嬉しい。でもサビの歌詞が妙に沁みて寂しい。オイ!オイ!ってコールもなぜか感動的で、いつも心揺さぶられた曲でした。

『キャプテンは君だ!』解散発表して目を背けながらも、頭の中でずーっと流れてた曲。頭の中で流れては、ふと寂しくなった。だからここで来ちゃう!?みたいな驚きはありましたが…別れとか旅立ちとか、そういう曲を最初に固めてやっちゃおうみたいな。このパート3曲かけて”ハッピーエンドの予告編”を作り上げたんだと思います。

ドキッ!こういうのが恋なの?』この日結構聴きたかった曲。こういう曲ないとたぶん持たないと思ってたから…救われましたw

『こいしょ!!!』えっ、ここで!?という驚き、AISで一番大切にしてきた曲だし…でもこれで最後なんだと、気持ちが追いつかない感じでした。

『夏の決心』夏をまるまるサボりましたから、やっと聴けた曲です。ルネのカバーという新しい試みに当初は困惑もしましたが、まあ観てみればルネと変わらず楽しいのですw

『マジ グッドチャンス サマー』ハロヲタながら、AISで聴くまでロクに聴いたことがなかった曲だったりします。だからかな、AISの曲、というイメージがすごく強い。他にもハロ曲のカバーはありますが、中でもカバーを自分たちのものにした曲だったように思えます。

ジングルガール上位時代』冬を思い出す。普段だったら季節外れじゃん!って違和感を持つんだろううけど、この日は不思議と違和感がない。一曲一曲、これで最後だからという気持ちがあったからかな?そして、今年はクリスマスがない…という寂しさも少し。

『愛のナースカーニバル』メンバー1人1人のメイン曲をやってくれましたが、はるかはこの曲。今までホントにたくさん聴いた!色んな場所で聴いたなぁと、いま書きながらも鮮明に思い出します。

『Love★Raspberry Juice』初めて聴いたときから好きな曲です。こういう大人っぽい・かっこいい曲はアイドル外でもなんでも好きですが、この曲がまゆメイン曲になったこと、今回まゆが選んでくれたことがホントに嬉しかった。フリコピ心(?)をくすぐる振り付けも大好きでした。

『Faraway』夏!って印象です。新人公演は観ていませんが…それでもたくさん聴いたし、思い出もたくさんある曲。

『スイミング』振り付けが楽しくて、イントロとか間奏・ラストとかも真似しててホントに楽しかった。特段好きではないけど、ライブで楽しい曲だったと思います。今回はありませんでしたが、れなの冒頭のセリフがすごく好きでした。

『ナビが壊れた王子様(LOVE CHANCE)』AISを深く知ろうと思った、自分の中でも欠かせない曲です。松浦さんが出てこなくなった今、定期的に歌ってくれる、あのコンサートの空気を再現できる場はAISしかない。そう思って、コールを定着させようとしてたくさん苦労しましたw なんとか定着してきた時に、楽曲が育つ感覚があって、「ライブは生き物」という言葉を身にしみて感じました。

『それだけなんだけど』AISで一番振り付けが好きな曲かも。頭空っぽにして楽しめるんです。ともかがセンターにスタンバイするだけで、すごくテンション上がった。ともかの声が好きだから、その声をたくさん聴けるというのも好きな理由の一つです。でも歌詞は切なくて、孤独な時とかによく聴いては、AISの子たちのパフォーマンスに救われていました。

『完璧ぐ〜のね』これもたくさん思い出が…カルチャーズでたくさん聴いた印象です。みんなで1ぐ〜のね、2ぐ〜のね…するのが楽しかったです。

『無条件☆幸福』僕の中のAISはこの曲から始まりました。未だにあの日の初々しい姿を思い出します。あのとき軽い気持ちでも観てみようと思ってなかったら、今ここに居ない。初めてAISのライブで泣いた曲でもありました。だから…グッと来ました。

『ZETTAI』この曲は歌詞も曲調もすごく好きで、ライブでも聴けるとすごく嬉しい曲でした。アイドルとファンという叶わぬ恋を夢見ては、この曲の歌詞に重ね、サビの指差しに全霊を尽くした曲でもありましたw 2番の頭のソロパートが、個人的に一番好きなまゆのパートだったりします。

『ICE CREAM MAGIC』AISに熱を入れようと意気込んでた時期の曲だったので、すごく思い出深い曲です。ラップパートは本当にテンション上がるし、そのままトランス状態でラスサビを迎えるのがいつも楽しくて楽しくてしょうがなかった。

『Over The Future』AISのアンセム。これでもかってくらい聴きました。正直(聞き飽きた感もあり)好きな曲ではありませんでしたが、これで二度と聴かないかもしれないと思うと寂しいんです。イェイ!絶対!大胆!とか、もう二度と言うことはないかもと思うと、自然と声張ってたような気がします。

『レントゲン』これも正直好きではなかった。でもサビも振りはいつも楽しかった。いつもバカになれました。コールがしっかり入るようになってから、自分の中でも力が入る曲になったかな。

『お受験ロッケンロール』ライブで聴くうちに好きになっていった曲でした。みんなで肩組んだりMIX打ったりフリコピしたり…自分もこの輪の中に入れてるんだと幸せになれる曲でした。あとはやっぱり「やるしか、ねぇ〜」が好きでした。つらい時によく聴いてはそう呟いて自分にムチ打ってましたw

『Endless Summer』聴くのが最初で最後になってしまいましたが…この曲はもっと聴きたかった!あんなにタオル回して、飛んで、声を出せる曲はない。せっかく手に入れたからこそ、勿体ない気もしました。

『この手につかんだ未来地図』ここでずっと堪えてた涙が溢れて止まらなくなりました。たくさんの光景が蘇りました。12月のあの日に観た満員の景色を、ワンマンに向けて走ってきた冬〜春を、そしてワンマンの日を。正直悔しいとか、そういう気持ちも込み上げてきた。解散しちゃうんだ…と、やっと実感できた瞬間でした。

 

アンコールにやってくれたのは『こいしょ!!!』でした。アンコールといえばこいしょ、この気持ちはやっぱり分かってくれていたんです。明るい曲なのに、めっちゃ楽しいのに、涙が止まらない。

1人1人コールがある曲ですが、この曲でそれぞれの名前を叫ぶのも最後なわけです。僕の場合は「まゆちゃん」こうやって名前を叫ぶ事は、この先二度とないかもしれない。血も繋がってない、出身も学校も違う、なのに大好きな子の名前を叫ぶ。不思議な関係だけど、今まで数えきれないくらいにやっていたこと。それがもう終わりなんだと思うと、涙が止まらないんです。でも、これはやり切った涙だと思う。

 

グループそのものが無くなってしまうのはこれが初めてです。だからか、終わった後の喪失感が凄かった。いつも通りに生活したいけど、気を抜くと涙が出てくる。アイドルのラストでこんなに悲しくなったことはない。AISはそれだけの存在だったんです。だからこそ、最後の最後まで確かにAISを応援することができたこと、終わりの瞬間まで見届けられたことが本当に嬉しかったです。

 

宮本茉凛、橋本麗愛、栗原舞優、朝熊萌、島崎友莉亜、関澤朋花、徳久陽日、磯前星来。この8人を最後まで応援できて本当に幸せでした。たくさんの思い出を、愛を、ありがとうございました!!

 

P.S.

ヲタさんにもたくさんお世話になった現場でした。あの輪に入れてもらえたこと、たくさんの人に出会えたことに大感謝しています。趣味を共有できる仲間が居ることがすごく幸せで、心強かったです。時には迷惑もかけましたが、それでも助けてくれたこと、この感謝の気持ちは忘れられません。

この先も絶対どこかで会うと思いますし、また仲良くしてもらえたら嬉しいです。本当にお世話になりました。ありがとうございました!!