かのでぃー備忘録

ハロヲタのひとりごと。Twitter→@kanodi_

モーニング娘。'16 コンサートツアー秋 〜MY VISION〜@日本武道館 感想

先日の武道館公演の感想を書きます。
内容は、濃いようで薄いかもw

春ツアーで香音ちゃんの卒業を見送ってからというもの、もう娘。は観ないかもなぁと思ったりした時期もありました。とはいえ、初日のセトリを見て良さげだったので、とりあえずチケを申し込むことに。少しモヤモヤしつつ…。

でも、公演が近づくほどワクワクしている自分がいました。動画で香音ちゃんが映る度いちいち目を潤ませながら予習しまくり、その日を楽しみに待ちました。つばきのOAもあったし、そちら目当ても兼ねつつ。そして、研修生から13期が選ばれるというのが何よりの楽しみでした。

武道館に着いたときは、5月とは違ってとてもワクワクした気分でした。
…何故かって、つばきの握手会があるからw
この日には間に合うよう瑞歩ちゃんのTシャツを拵えてきたのでねw
売り切れるギリギリで握手券を手に入れて、ひと安心。つばきのみんなは相変わらず良い対応で可愛らしかったです。瑞歩ちゃんめっちゃ喜んでくれて嬉しかった。他のメンには「応援してます」とかしか言えなかったけど、いやあ、幸せになりました。

お席はかなり天空で軽く見切れという少し残念な感じでしたが、この空間に入れただけ有り難いです。
エメグリの瑞歩T+香音ちゃんのI♡焼き鳥タオル、振るサイリウムはパープル…さあ私は誰ヲタでしょう?みたいな感じでしたが、娘。に関しては香音グッズ以外持って無かったのでねw

つばきOAは『Just Try!』。新曲の衣装は大胆なキラキラした衣装。今回はOAがピークなんて、この時は思っていました。

本編が始まる前に舞台裏映像が流れる、新しい流れ。メンバーみんなが「よろしくお願いしますー」なんてワイワイキャッキャしている様子が見れるのは、コンサートの高揚感を上げるナイス演出だったと思います。

本編一曲目は『The Vision』。オープニング・エンディング、いつもは洋楽垂れ流しな開演前のBGMさえもこの曲のモチーフにするという徹底っぷり。静かな始まりのツアーって、あまり無かったような。深いスモークが炊かれたステージで歌い踊る姿は美しかったです。
衣装替えして『Tokyoという片隅』『ブレスト』『強気で行こうぜ!』と続くわけです。
強気で〜とか久々な曲ですよね。みんな自由な感じで歌ってて良かったです。まーちゃんの「流行ってるとか」楽しそうに歌ってました。この曲のハイライトは、くどぅのソロでトリプルAポーズを取るはるなん・はーちんw

ここで全員が集まりMC。フクちゃんは「今日は緊張している。13期の発表もあるし!」と話していたと思います。その流れで、いよいよ13期のお披露目。密かにサイリウムをオレンジにセットします。

モーニング娘。13期メンバー…横山玲奈!」
おおー、なるほど!という気分でした。何故か分からないけど、有力候補と言われてた一人でしたから。
玲奈ちゃんは研修生に入って間もないながらも、舞台「ネガポジポジ」で頑張っているところを観てたし、サントラのお渡し会で会ったこともあったし、とても可愛らしい子だなって思ってたし…素直に嬉しい気持ちでした。そういう思い出があったからこそ、頑張ったねって、少しうるうる来ました。
玲奈ちゃんの挨拶が終わって、メンバーが集まって(一人加入か…)となんとなく物足りない気分になりつつ、サイリウムも色を戻したその瞬間。

「と、見せかけて、もう一人います!」
会場も湧きました。今度こそ…と思いながら、またオレンジに戻します。
「発表します、モーニング娘。13期メンバー…」
やたらためる。これはもしや…。

加賀楓!!!!!!!」

聞いた瞬間、飛び上がって叫びました。人生で最大に叫んだかもしれない。そして同時に、肩を震わせながら、人目も気にせず声を上げて泣きました。ものすごく泣きました。実は泣きすぎて少ししか彼女の姿を観てないのですが、その一瞬の姿を観て、また涙が止まりませんでした。

この後『秋麗』とか『色じれ』とか、個人的にも聴きたかった曲が続くわけですが、あまり記憶にありませんw
『ムキダシで向き合って』、ホール紺ではアンコールと聞いていながら、今回はこのタイミングで披露。ダンスとかめっちゃ練習して上着も用意してきたのに、そんなヒマなかったよw

ずっとハロ曲で1、2を争うくらい好きと言い続けてきた『青春コレクション』は、実は現場で聴くのは初めてでした。この後メドレーでの『ゼロから始まる青春』も同じ境遇でしたが、12期のみんなが曲の雰囲気に合わせて歌っていて、嬉しく思いました。
『地球が泣いている』とかも久々でしたね。『君代わ』『そうじゃない』と続いて『泡沫サタデーナイト!』。どうしても思い出しちゃって、予習段階で泣いた率トップのこの曲でしたが、楽しく観れました。DJフクちゃんも良かった!

ここで13期の詳しい自己紹介があって、玲奈ちゃんはジャズダンス、かえでぃーは剣道を披露。「剣道の大会で武道館に来たことがある」という初めて聞いたエピソードもありましたw

メドレーは9〜11期のソロを中心に構成されていました。先述した12期の『ゼロから』に続くは『ナビが壊れた王子様(LOVE CHANCE)』(工藤)。楽しみにしていた一曲で、現場で聴けるというだけで嬉しみの極みでした。流石くどぅ、雰囲気を壊さずに自分らしく歌ってくれました。『ブギートレイン'03』(譜久村)と合わせて、やはりエッグは一味違うと思わせるパフォーマンス。
まさか『ウソつきあんた』(小田)や『せんこう花火』(生田)が娘。のツアーで聴ける日が来るとは…!!せんこう花火は途中からフクちゃんと共に歌いましたから、ひっそりとサイリウムを緑と赤にしてみたりw
『Do it Now!』(佐藤)や『恋ING』(飯窪)、『ガラスのパンプス』(石田)を観てて思いましたが、みんな歌が上手くなりましたね。生田もそうだけど、今まで歌割が少なかったメンバーがどんどんパートを貰ってて、嬉しくなりました。

後半戦は『君さえ』『パスゼロ』『わき愛』『WiL』という安定のラインナップ。
本編最後の『Be Alive』は、いつ聴いても良い曲!度々メンバーが「自分のビジョン」を話していただけに、このツアーにふさわしいラストだったように思えます。

アンコール一曲目は『セクシーキャットの演説』。あのネコの衣装を生で観られて良かった!
ラストのMC、フクちゃんが「娘。は入れ替わりが激しいけど、芯は変わらないと思う」というような話をしていたと思います。本人も話しながらこんがらがってたようですが、20周年を控える今、メンバーを入れ替えながらも、まだまだ長く「モーニング娘。」というグループを守っていきたいということを、フクちゃんは言いたかったんじゃないかな。
妙にしんみりした空気になりながらオーラスは『123』。安定の盛り上がりでした。

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初めてかえでぃーの姿を観たのは、人生初のアイドル現場であった娘。の2013年の秋ツアーでした。
あれから三年も経ったんですか。この三年間、何回も生タマゴに行きましたね。たくさん思い出があります。
正直、途中で迷った時期もありました。デビューするかしないか、本人もそうかもしれませんが、もどかしくなったこともありました。
でも、オレンジのサイリウムは常に絶やさず持っていました。どう転ぼうとも、いつか来るその日まで頑張る"今"を応援してあげなきゃと思っていたからです。

今回、かえでぃーがモーニング娘。に選ばれて、彼女を信じ続けてきて本当に良かったと思います。生きていれば報われるんだなと、強く感じさせられました。本当に、生きてて良かった。

自分のハンドルネームも、ただ香音ちゃんとかえでぃーが好きってだけで付けたわけですが、まさか一年の間に二人のモーニング娘。卒業・加入を経験するとは思いませんでした。もちろん、これからかえでぃーを推すことになるでしょう。ホント、何が起こるか分からないな…。「かの」から「でぃー」に推しを継ぐことができて、嬉しい気分でいっぱいです。

2016年12月12日。また忘れられない日になりました。
色々な現場に行ってますが、自分の中のハロプロといえば「モーニング娘。」であることには変わりません。娘。がきっかけで、ハロヲタになったんですから。
そんなモーニング娘。を、この先もまた夢中になって応援できそうで、とてもとても嬉しい気持ちです。

モーニング娘。はずっと大切で、偉大な存在です。これからもグループが長く続いていくことを期待しています!