かのでぃー備忘録

ハロヲタのひとりごと。Twitter→@kanodi_

演劇女子部「ネガポジポジ」@シアターグリーン BIG TREE THEATER(11/9・Bチーム) 感想

※このブログでは今更ですが、ネタバレを大いに含みますのでご了承ください

11/9は池袋シアターグリーンに出向きまして、「ネガポジポジ」を観てきました。
ハロプロ関連の演劇を観ることは実は初めて、もしかしたら真面目に演劇を観ることすら初めてかも?ということで、素人なりに観させていただきました。
劇場はそんな大きい箱ではないので、後方でもそう遠くない距離。傾斜も大きく観やすかったです。

Bチームは小野瑞歩ちゃん・高瀬くるみちゃんのメインキャストに前田こころちゃん・吉田真理恵ちゃん・小野田暖優ちゃん、そして須藤茉麻さん・梨木智香さんの大人二人が加わるという面々。

あまり核心に迫るようなことは書けませんが、整理しておくと分かりやすいかな、という部分だけ書いておくと…由美(瑞歩ちゃん)とりさ(くるみちゃん)は家族ではないということ。
舞台設定としては1988年の大晦日から始まり、最終的に1995年まで行きますから、時代背景を押さえておくといいかも。実際にこの時代を体験した方は、より楽しめるんじゃないでしょうか。

小野瑞歩ちゃんは、初めての演劇とは思えないくらい役に入り込んでた。歌い方も全然違うし。主役ということでやるべきが非常に多かったと思いますが、しっかりこなしていたのは素晴らしいところです。
高瀬くるみちゃんは、ホントいつか魂抜けちゃうんじゃないかって思うくらい迫真の演技。常にフルスピードで突っ走っていた感覚です。エネルギーを使いそうな役柄です。
前田こころちゃんはあまり目立つ役柄ではありませんが、衣装がとても似合ってた印象。最近の発表会ではカッコイイ系が多かっただけに、素直なこころちゃんの姿が観れてよかったです。
吉田真理恵ちゃんは魅惑のハイトーンボイスで、声の通りもよく歌声も綺麗。声をしっかり聴くのは初めてかなというレベルでしたが、とても良い声だと思います。自然な妹キャラの演技に、終始メロメロでしたw
小野田暖優ちゃんは舞台経験が豊富なだけに、慣れた手つき。男役で変声期を演じきったのは見事。

アンサンブルは小道具を運んだり、バックダンサーをしたり、何かと忙しい役柄です。今回は川村文乃ちゃん・横山玲奈ちゃんとCチームの面々(小片リサちゃん・浅倉樹々ちゃん・小野琴己ちゃん・一岡伶奈ちゃん・西田汐里ちゃん)。あやのちゃん・玲奈ちゃんはアンサンブル専任ということで、少し登場場面が多かったかも。黒いピチッとした衣装なのですが、りさまるが凄く似合ってた。全体的に大人っぽい面々な気もしますが、そんな中で一人しがみつく汐里ちゃんも可愛らしかったです。

茉麻も久々に観たなぁ。2年ぶりくらい?
すっかり「演劇に生きる人」になったという印象です。ガキさんなんかもそうですが、「役者として生きていきたい」なんて言われると、アイドル時代を見てきた人間としては少し寂しいものです。でも実際に生き生き演技してる姿を観ると、「演劇に生きる」ことって実は凄く楽しいんじゃないかと思いました。あれだけエネルギッシュに出来るお仕事という面では、役者っていい職業なんじゃないか?って思います。

内容については、正直難解でした。ハチャメチャというか、ずーっと走りっぱなしでいきなり終わる感じ。確かに、リピートすれば分かるのかなぁと思います。
初めての演劇にはちょっと刺激が強かったかもw
もう少し分かりやすい演劇を観て、お勉強するのも悪くないな、とさえ感じました。

いつもとは違うハロメンの姿を観れたのは大きな収穫です。これを機に、もっと演劇にも足を運んでみようかなと考えています。